「2004年初釣り

80cmUPシーバスをGET」


 1月2日、コタツに入ってミカンを食べながらテレビを見ていると、私の携帯電話に友人から有望な情報が飛び込んできました。

 内容は、カタクチイワシの群れが横須賀方面に接岸しているらしいと言うものでした。シーバスが着いているかどうかは不明ということでしたが、イワシが居れば充分可能性は高いと判断し、タックルの準備を即座に済ませ出発することとなりました。
今年の釣運を占う意味もこめて、情報の出所である横須賀方面の長浦港に出向きました。
とは言うものの、例年の横浜・横須賀方面のシーバスは、スポーンを済ませ深場に落ちていく時期。少々の不安を抱きながら現場へ急ぎました。
唯一の望みは、このエリアには昨年末にもカタクチイワシの群れが点々としていたことから、それを狙ったシーバスが数多く居ついていたという事。現段階でも、深場に落ちず残っているだろうという私の読みでした。
現地には午前3時頃到着。すでに数人のシーバスアングラーと餌釣りアングラーが竿を出していました。

 まずは聞き込み調査と、後からポイントに入る身としての挨拶を兼ねコミュニケーションをとることにしました。
シーバスアングラーはイマイチ釣果が出ていないということで渋い状況の様子。いっぽうで、餌釣りアングラーのバケツの中にはサビキで釣り上げられたカタクチイワシ(手のひらサイズ)が多数見受けられました。しばらく釣り方を観察していると、水深5メーター位まで仕掛けを落としイワシの釣果を上げている様子。これで、キーポイントとなるベイトフィッシュの存在と泳層が判明し、的が絞り易くなったことは言うまでもありません。

 さてパイロットルアーには、レンジが合わせ易く私が最も得意なルアーであるバイブレーションのZBLバイブ90を選択。カラーは、ゴールドチャート。
ナイトゲームであることを考えると、間違いなくレッドヘッドやチャートバック、またはこの状況ではイワシに合わせることが王道ですが、意識的にアピール系を選択。レンジがやや深く捕食パターンの状況下では、逆アピールにもっていったほうが勝負の早いことが多いからです。
予想通り数分後には、ロッドに待望のアタリが!ついに、念願の2004年1匹目のシーバスがバイトしてきました。キャッチしたサイズは50cm級でしたが、ランディングの際にカタクチイワシを吐き出したことから、自分が狙った通りの捕食状態にある活性の高いシーバスが獲れたことに満足の1匹となりました。その後もランガンで攻めながら、同サイズを数本キャッチ。


 やがて日が昇り始め、朝マズメの好時合いに突入した直後に「コッ」と微かなバイトが伝わり、反射的にアワセを入れる。重量感のあるパワフルな引き込み、ロッドのブランクは曲線を綺麗に描き、ドラグも出て明らかに今までとは違ったサイズでした。
エラ洗いを行なわないことから、確実にランカーサイズのシーバスと判断し、慎重なやりとりを心がけました。気がかりなのは、フッキングポジションが確実かどうか?でした。バイブレーションは、言わば"重りの塊"みたいなものですから、シーバスの激しいヘッドシェイクで振り子のようになり、慣性でバレてしまうことが多いからです。ロッドの弾性力を生かし、強靭なバッドパワーでやや強引に足元へ寄せたのは80cmを超えようかというグッドサイズ。予測通りフロントフックが上顎に皮一枚で繋がれている状態でした。気持ちは焦り、早く取り込みたいと思うのですが、ロッドワークでいなしながら丁寧にランディング。
計測85cmウエイトは約5kgと、新春にうれしい1匹と出会うことができました。

 今回のように、ベイトがたくさん付近に居る場合でも、シーバスの活性がある程度高い場合には逆の発想でアピール系を選択すると良い結果に繋がる場合があります。何回もキャストしてシーバスをスレさせてしまうよりも、アピール系で早い勝負に持ちこんだほうが型も狙えます。私自身ゴールドチャートは、去年秋にもボートシーバス釣行の際に目測90UP!?を逃していることからランカーサイズに実績を持っているカラーです。また、アカキンやホロアカキンなどの色も、ゴールドチャート同様のニュアンスで用いると良いと思います。
皆さんもこれらのカラーの持参はお忘れ無く・・・。必需カラーですよ。

フィールドテスター 秋山 健太

 

■使用タックル
ロッド  ufmウエダ CPS902EXボロン
リール  ツインパワー4000
ライン  PE1.5号
リーダー 25LB
ルアー ZBLバイブ90ゴールドチャート