春風と共に水温も上昇するこの季節。シーバスは、産卵場から大規模な群れをなし東京湾に続々と接岸してきます。沖合いに居たシーバスも、徐々に本来の生活圏に戻ってベイトが豊富なエリアで体力の回復をはかります。

私のホームグラウンドである横浜や川崎・横須賀では、現在安定した釣果が望めるようになってきています。特に今年は、魚の量が多いようで数釣りが楽しめています。

今回釣行したのは、回遊するシーバスの群れとのゲームが楽しめる好スポット、沖堤防。
もともと沖堤防は、湾内へ強い波やうねりがまともに入らないようにするために造られたものですが、シーバスのポイントとしては本命とも言える好スポット。潮通しが良くシーバスはもちろん、ベイトとなる魚も非常に豊富な場所です。
また沖堤防には、貨物船などの航路が隣接していることもありブレイクが多く存在し、回遊型だけでなく、居着き型のシーバスも多いことで知られています。
このような要素から、一年中かなりの確立でシーバスの顔を見ることが可能です。
今回の釣行では春先のパターンに見事はまり、朝夕マズメはもちろん、デイゲームで楽しめた一日となりました。また、ベイトフィッシュが接岸したこともあり、連続で釣れる状況にも恵まれました。
使用したルアーは、シーバスのレンジによって、シンキングミノーのZBLミノー90SRやDR、バイブレーションプラグのZBLバイブ80/90。
私の場合、場荒れする前にまず堤防際に潜んでいるシーバスを狙います。ZBLバイブを一旦ボトムまで沈め、ある程度の距離をテクトロで往復します。シーバスが堤防際に寄っているときは、キャストするよりも手返しが早く釣果が望めます。

テクトロでバイトが望めないようであれば、回遊シーバスに狙いを変更します。広範囲に、かつレンジも意識して探ることで、その日の回遊コースを見つけ出し、釣果をあげることがキモとなります。しかし、堤防は長く続いているため、むやみやたらにキャストするよりは、潮の方向や潮のアタリ方を読んで決め打ちしていくのが良いと思います。状況により、風を受けた堤防に当たる潮表をポイントとするか、潮流が沖に向かう払い出しを攻めるか、またぶつかり潮を優先するかは難しいところですが、このような点を意識することで、結果は出易くなると思います。

是非皆さんも、春の沖堤の爆釣を体験して見て下さい。

最後になりますが、地域によって沖堤防の高さには違いがあります。初めてこのようなポイントに釣行される方は、事前に情報を入手し特に満潮時の状況を把握しておく必要があります。場所によっては、干潮時にのみ顔をだす堤防もありますので充分下調べをして安全な釣りを心がけて下さい。またこの時期は、黒鯛師がへチ釣りを楽しんでいることも多いので、周囲にも充分お気をつけ下さい。


フィールドスタッフ 秋山 健太

 

■使用タックル

ロッド:リップルフィッシャープロトモデル
リール:ツインパワー
ライン:PE1.5号+30lb
ルアー:ZBLバイブ80・90、80SSプロトモデル



発売間近のZBL VIB80SS(スローシンキング)
泳層が浅く、タイトで自然な振幅アクションを発生。 ミノー以上の飛距離が欲しく、かつ表層付近を攻めた い時に効果抜群。いままでのZBL VIB80/90が、 荒れ気味の状況やディープで強いアピール系であった のに対し、こちらは食わせ系となっている。