ジップベイツが2006年に展開するZBLバイブ。昨年、浅いフィールド用の対策モデルとしてラインアップに追加した80SS(スローシンキング)に加え、ウエイトバリエーションをさらに拡充すべく更に2タイプを加える予定です。
川や港湾、サーフや磯。そして、それらのフィールドにおける風や潮の状況変化にピッタリと対応させることができるよう完璧な布陣、システムバイブレーションとして完成します。

そして、そのテストサンプルの検証をお願いしていた秋山さんより、先ごろメールが到着。
ご案内させていただきます。

秋山さんは自他ともに認めるバイブレーションの使い手。プロトタイプであるにも関わらず見事に良型のシーバスをキャッチされてきました。

2006年リリース製品という事で、私の元に送られてきた2つのZBLバイブ。
ひとつは、ZBL VIB80のフォルムを踏襲しウエイトが25gへとアップされたもの。もうひとつは、ZBL VIB90のフォルムで35gに加重したバージョン。

個人的には、潮が早いとき等のミドルレンジ攻略やボートシーバスでディープを攻めたいときに有効な設定だな・・・と感じていた。

テストは、秋口から沖堤防や、ホームグラウンドとなる横浜の港湾付近で始めたが、10月頃までは水温が下がらず、検証できるほどシーバスの活性が高くなかった。
また、青物(サバ)の影響もありシーバスが沈み気味にもなってしまっていた。

11月中旬に入ると、横浜も気温が急激に下がり、それに伴って海水温も低下しシーバスのコンディションは上昇傾向、良型も姿を見せるようになり始めた。
早速、ZBLバイブのプロトを持ってフィールドに赴いた。

今回は特に、ベイフィールドでの汎用性の高さを期待していた80の25gをメインで使用した。

キャストを開始して先ず感じたことは、その飛距離。特許となっているナイフエッジデザインによる極薄ボディが風を切り裂いて飛んで行く。現行の80SSや80-20gの使用時において、風が出てきて扱いづらくなった時、シルエットを大きくすること無く同サイズでストレス無く使える点が嬉しい。

スローや、または超ファーストリトリーブでのアクションにブレが無いかどうか、そして引き心地に過度な引き重りがないか?などをチェックしていると40cmクラスがヒットしてきた。
その後も、小移動を繰り返しながら使用感を見ていると同様のクラスが飽きない程度に釣れ、その性能には充分な手応えを感じ始めていた時であった。今までとは全く別次元のアタリがロッドに伝わった。それは、大物特有の根がかりか?と感じるような"リーリングを止める"アタリ。

フッキングさせ、慎重にヤリトリした後に上がってきたのは90cmupの立派なシーバスであった。

今回の釣行で感じたことは、まず何よりも即戦力として使えるポテンシャルを既に有しているという事。そして、さらにタイトになったと感じさせるアクションがスレシーバスに対し非常に有効であり、長時間リトリーブしていても疲れづらくしてくれている。

来年、発売になった折には是非使っていただきたいおすすめのサイレントバイブレーションです。

フィールドスタッフ 秋山健太


普段は見えない目の取り付け部分に空いた小さな穴。ルアー成型時、ここに樹脂が流れ込む時にウエイトをボディ中心で確実にホールド。どんなリトリーブにおいても左右にブレることなく安定したサイレントスイムを可能にしています。