Rigge70Fプロトタイプの使用感

フィールドスタッフ:後藤全宏

 私の住む地元、北海道のいくつかの河川でリッジ70Fのテストフィッシングを行ってきました。以下のレポートは、8月11日から18日にかけて釣行した湿原河川でのものがメインです。釣果はイトウやアメマスなどでした。(中略)

 釣行前には、外見上において今年春に見ていたプロトタイプとはだいぶ容姿が変わり、ややボリュームが出たボディ形状が流れに対してどうなのか?という気持ちを抱きました。
 実際の使用では、重厚な流れのチョークストリーム(写真参照・写真ではそのように見えないですが、水量があり川底にストラクチャーが点在し複雑な流れをしています。)のポイントで試して見てもタナを外さず、きっちりトレースすることができました。これは、忠類川のような速く、重い流れでも同様でした。
 キャストに際しても、マグネットの磁力が微調整されているのでしょうか同クラスの「ZBLシステムミノー7F」と比較して弱い力で離れやすくなっていて、ショートディスタンスの釣りやピンスポット狙いで効果を発揮してくれました。
 アピール力に関しては、従来のトラウトミノーよりもややローリングが強く、ボディサイド面がフラットである事から非常に高いと感じました。ただし、これはフラッシングにおけるアピール能力の話であり、アクションにおいてのアピールの強さで言えば「ローリングよりもウォブリング」と私は考えています。釣り始めはウォブル中心のルアーを使い、スレて来たと感じた時にはローリング系にローテーションにしています。これは、湿原においても渓流においても同様で、今までは良い結果が出ています。

 これら自分の経験から考えていくと、リッジに関しては、今までのルアーのパターンにはまるかどうかがこれから非常に楽しみなルアーです。というのは、アクションによるアピールは、ローリングが入ったやや弱いアクション(良く言えばナチュラル)にも関わらず、一方ではそのボディ特性からフラッシングが非常に強くアピール能力が高い。しかも飛距離が出るのにサイレントボディであるなど、新しい要素がいくつか盛り込まれているからです。今回の釣行においては、フッキングに至らなかった個体を含めると非常に多くの魚のチェイスが確認できました。そして、明らかにリッジへの追いは違っていました。注意して頂きたいのは、ほかのルアーの性能が良いとか悪いとか短絡的な評価では無く、「追いの質」みたいなものが違っていたということです。
 今後、さらに使い込みそのポテンシャルを引き出して行こうと思います。

後藤全宏

 

 

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