私が住んでいる岩国周辺。
8月から本格的にイワシの姿を確認していたが、肝心のシーバスやチヌなどの姿は全く無い状態で、河川河口や一部のサーフなどでは僅かなタイミングだけ鰯が岸に寄り、日々ポイントの調査をしている人でもなかなか釣果を出す事が難しかった。

その後、9月に入っても鰯の寄り方はあまり変化がなく、時折河川河口で単発のシーバスのボイルを目を細めて見るぐらいであった。
9月も終わりに近付き鰯の動きに変化が現れた!

それも数日前までは僅かの鰯の姿しか見えていなかったのだが、2〜3日の間に鰯の群れが数多く確認出来るぐらいまで河川河口に入っていた!
それなら・・・と、24・25日と本格的にイワシパターンを楽しむ事にした。

しかし!鰯がいれば釣れると言う事では無く、河川の潮の流れ、イワシが通るライン、朝マズメの潮位、がどのぐらいまで下がりどの位置でイワシの群れを待ち撫せていれば良いか自分なりに計算をする。
ポイントに到着したのが夜中の5時前。 まだ辺りは暗く、水面の様子も静かなものであった。

早朝5時過ぎ、水面に僅かながら小さな波紋が所々に見え始める!

多分、目に見える前の段階で、イワシの群れは確実に私の周辺に居たに違いない。
しかしそのイワシにスイッチが入るのが早朝の一瞬だと私は考えていた。


まず最初に選んだルアーは、フェイキードッグDS(クリアミストU)。早朝から日中に掛けてはクリアー系のカラーが強い為、今回はこのカラーを選択する。
最初は広範囲にルアーをアピールさせる為、ルアーのスライドアクションを大きくし、よりナチュラルなウォーキングアクションで誘いを入れてみる。

すると最初にヒットしたのはシーバスであった!


サイズはそれ程大きくはなかったのだが、水面に綺麗な水しぶきを上げながらルアーを見事にくわえ元気良くファイトを楽しませてくれた。
その後も同じサイズを数匹ゲットし、ルアーをザブラ・スライドスイムミノー85(イワシ)に替え水面より僅かに下を意識している魚種を狙う事にする。
イワシに青物などが付いている時、スライドスイムミノー85・120の水面早巻きでのルアーのアクションが青物などにも良いので、もしそのような場面に出合ったら是非試してみて下さい。



ルアーのアクションを、 
ただ巻き→早巻き→テンポの開いたトゥイッチ→連続トゥイッチ
と、一つのルアーで数種類のアクションを付けて探って見る。


遠投し潮目ラインに沿って、トゥイッチを入れながら誘いを掛けてみると見事にヒット!
フッキングを確実に入れファイトに持ち込む。ロッドを叩くような当たりが手元に伝わり水面に浮いて来た魚種はチヌであった。


日も昇り、鰯の姿も徐々に少なくなり表層系のルアーでは、反応を得る事が厳しくなって来たので、レンジを下げるためザブラバイブ58(ホロピンクバック)でボトム付近を狙う事に決めた。

飛距離が出るため潮目ラインを直に狙い、ルアーを着水後直ぐにリトリーブするのではなく、ラインのテンションを張りカーブフォールで狙って見るといきなりのヒット!

その正体は30cmクラスの美味しそうなアジだった。


それも連発してルアーに襲い掛かってくる。手前まで寄せるのだが口の皮が薄くこの日はオートリリースで魚を外した。

アジの猛攻を避けながら、レンジキープが楽に出来るザブラバイブ58を使って念入りにボトムラインで誘いを掛ける。
すると、反応が・・・。見事にルアーの波動にバイトしてしまったのはマゴチであった。



この2日間、イワシにはまだシーバスが付き始めたばかりであると感じましたが、表層からボトムとさまざまなルアーを使い他の魚種も狙い楽しむ事が出来ました。
皆さんも、これから熱くなるイワシパターンをジップルアーで楽しんでみて下さい。

フィールドスタッフ 神村達矢