最近は、梅雨らしく降雨量の多い私の地元、山口県。
6月27〜30日の3日間、水量が普段より多い状態の県内東部の河川に釣行をしてみた。

河川の状況は、本格的な梅雨の影響で上流のダムの貯水率も高く、連続的に放水をした為濁りを作り出していた。ダムの放水直後での釣りは危険な為、水量やゴミなどがある程度落ち着く頃合いを見計らっての釣行となった。

今回使用したメインのルアーは、6月末にリリースされたばかりの「ザブラサーフドライバー110S」である。ルアーの名前にもあるように「サーフ」での使用を中心として作られているのだが、私はリバーゲームでの可能性も感じており、それを試す意味での釣行にもなった。


●27日
増水河川での初日、今津川や門前川などに加え、小規模河川に車を走らせチェックを入れる。ダムの放水で流速が一番強かったのが今津川だった。
ルアーを数回キャストして見ると、まだ小さなゴミなどがルアーのリップなどに絡み全く話にならない。そこで、近場の小規模河川に移動したのだが、ルアーに反応するのが全てセイゴクラス。それも20cmと可愛いサイズばかり・・・
場所を門前川に変更。
普段でも流速が速いこの河川で、増水+下げ潮ではルアーを上手くトレース出来ないと判断し、満潮前での流速が遅くなる僅かなタイミングで勝負を賭けてみることにした。

最初に、橋脚が作り出す明暗のラインにルアーをキャスト。このサーフドライバー110Sはぶっ飛びルアーと言ってもいいぐらい飛距離が出る。気持ち良くキャストが決まれば徐々にテンションも高くなって来る私!



ルアーが水面に着水しリップが水を掴んだ所で軽くラインにテンションを掛ける、これによって確実にウエイトをルアー前方に移動させる。
そこからリトリーブをするまでの間で、狙いのレンジにルアーをどれだけ通せるか・・・自分の頭の中で描きながらキャストを繰り返した。
時間が経つにつれ、下げが速くなり、上流からイナなどが徐々に流されて来た。
ルアーのカラーを(ゴーストチャート)に変えた1投目。
橋脚上流にキャストしラインをシャクルように3回程ルアーにアクションを入れる。


別のカラーで5回アクションを入れてリトリーブを数回すると、ボトムをノックした。このため回数を減らすことで、ルアーが橋脚前でボトムギリギリをトレース出来るように調整してみたわけだ。

すると、ルアーが橋脚を通過した瞬間、見事にヒット!
76cmのコンディションの良いシーバスであった。 この日はこれで終了。

ファーストインプレとしては、流れの中でもレンジキープ力に優れており、リトリーブスピード&ロッドの角度調整で足場の低い場所や高い場所さまざまなシーンで使えると感じた。


●28日
前日のポイントチェックで、今津川河口にボール状のイナの群れを発見していたので、そのイナの群れが潮の変化+増水の流れで動き出すタイミングを狙っての釣行をしてみた。

潮位が高い時は、流速の遅いポイントに溜まる事が出来たベイトだが、潮位差のとても激しい瀬戸内河川。潮が低くなるに連れて、ベイトは河口に払い出されるように動き出した。


ターゲットは、護岸沿いに流されるベイトを狙うシーバス。
私の中では結果は直ぐに出るだろうと思ったのだがその考えは甘かった。
釣行開始から3時間シーバスからの反応は全く無し。何度か移動を考えたのだが、もうすでにタイミングが全て合わない状態になってしまっていた

そこで、手前の護岸沿いを諦め河川に突き出ている導水提からのヨレに狙いを変えてみた。
ルアーのカラーはブルーイワシUR。
ルアーが流れに引っ張られターンした瞬間、ロッドに強い重みが伝わって来た。
もう周りは薄明るくなり始めている中、歓喜の雄叫びが響く!
コンディションは良くないが、80cmのシーバスをキャッチし終了とした。


●30日
河川の濁りもササ濁りになり、流速も普段より僅かに速い程度まで落着いて来た。
川の状況を分析し、河口周辺にベイトが固まっているように感じていた私は、今津川河口で勝負をする事に決めた。
潮位のタイミングを考えると、早朝前の勝負。ポイントのステージが姿を現した瞬間からキャストを開始する。



濁りの河川では強いゴールデンライムをフルキャスト。
スローリトリーブで手前の掛け上がりを狙う。ルアーが手前の掛け上がりに掛からないように、ロッドを徐々に立てながらリトリーブをすると、狙い通り掛け上がりでのヒット!
ラインがボトムに擦っている感触をドキドキしながら感じファイトを続け、ランディングに成功!
サイズは80cmでコンディションの良いシーバスであった。

数日間、地元河川を舞台にザブラサーフドライバー110Sを使って見ましたが、間違いなくリバーシーバスゲームでも活躍してくれる性能を持ったルアーであることを体感。

是非みなさんも「ザブラサーフドライバー110S」をサーフのみならず、河川でも使ってみて下さい。

フィールドスタッフ 神村 達矢