今年は、家庭の事情で中々釣りに出られずストレスを抱えながら、先日やっとの思いで中禅寺湖釣行を果たしてきた。

とは言え、この日も事情があり朝のみしか時間的余裕が無く限られた中でのトローリングによる今年初の中禅寺湖挑戦となった。
そのような限られた時間しかない状況でありながら、以前送られて来ていた今年期待の新人(?)とも言えるディムリー(ヤマメカラー)をラインに結んだ。本来ならば、実績のあるルアーで流し直ぐに結果を出して帰路に…となるのだが、実はこのルアー、以前利根本流で僅かながら試し引きをした際、面白そうだと感じており是非とも中禅寺湖(レイク)で試してみたいと思っていたルアーだった。

 


ラインを送り出す前、流れの無いところでトロ引きし、適正スピードを把握する作業を行った。ディムリーが泳いで来る様子は、まさしく群れからはぐれてしまった小魚の1匹と言えるライヴリーなアクションで、高ぶる気持ちを抑えながら今年実績の出ているポイントに向かった。
ポイントに到着し早速引き始め、予定の水深までラインを出しながらルアーを送り込み、ロッドホルダーにロッドをセットした。馬の背状になっている非常に浅いポイントで魚探に写る魚をイメージしながら、ルアーをボトムにかすらせロッドティップにノックを確認しながらターンを切った。すると、早くも大きくは無いが小気味いい反応がロッドに現れた。今年の中禅寺湖の初物なので慎重に寄せてくると、ここではちょっと可愛いい35センチほどのホンマスであった。

その後もディムリーを引き続け、大型のホンマスの実績が高いポイントを何度か行き来してみた。1時間半が経過し帰りの時間が気になりだした頃、甲高いクリック音が響き渡った。見ると、ラインが一気に出て行く。慌ててロッドに飛びつき、ボートを沖に逃がしながら魚とのやり取りがスタートした。この時期のトラウト達はコンディションも非常に良く、サイズ以上のファイトを見せてくれる。60メートルも出していたレッドコアラインを回収し終わり、残すところリーダーのみの状態となった頃、魚の感触がロッドに伝わって来た

"ホンマスのグッドサイズだ"慎重に残りのラインを巻き取り、ランディングネットに収めると初物としては上出来の47cmであった。

朝の内であったが、所用があったためにこの日はコレで満足し岸に上がった。


今年はディムリーがトローリングでもタックルボックスの上位ポジションをキープしそうな実感を得た釣行となった。無論、新緑豊かな湖畔からのキャスティングにおいても他のミノーの追従を許さないほどのこの飛距離が、間違いなく大きなアドバンテージになるでしょう。

フィールドスタッフ 黒岩 英樹