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2月も下旬に差しかかった早朝、仲間と合流して群馬から隣県の長野へ向かった。 数時間かけ現地に到着。天気は快晴。水温計は5度を指し、相変わらず豊富な伏流水にいたっては10度前後あった。期待に胸を膨らませ早速川に入った。 先ずは、犀川漁協管内上流部の白鳥湖の700メートルほど下流から釣り始める。が、さすがは解禁直後の日曜日とあってなかなか入れるポイントがない。しかも、心なしか深場が減っているような気がした。 この時期の寒さに加え、犀川の押しの大変強い流れに対抗するため各々お気に入りのタックルをセットしいよいよ開始となった。仲間は解禁直後のセオリー通りスプーンをチョイス。私は、流れの中でのバランスに優れたリッジ70S(クリスタルシルバー)をファメルトラウトサイトエディション8ポンドに結びスタートした。 キャストをはじめ、暫くしたのち仲間に様子を聞いてみると芳しく無いようだ。スプーンにも私のミノーにもチェイスすら見受けられない。"さすがに解禁から4日も経つと魚もスレているか?・・・"と思いながら、再度釣り下りながら様子を見て進む。 残念な思いを引きずりつつ、一気に橋2つほど下り、流れにたるみのある別なポイントを目指した。このポイントを釣り始めるころには既に3時近くなっており、"徐々に気温も低下の兆しを見せ始めているなぁ"と感じながらキャストを始めた。すると、下流に居た同行者に「ヒット!」の声、慌てて歩み寄りランディングした魚体を見ると、ここ最近放流されたばかりと思われる45cmほどのレインボートラウトであった。 |
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思い通り、大きな抵抗も無く手元近くまで寄って来たため、ランディング体制に入ろうとした瞬間、遂に?異変に気付いてしまった相手は突然暴れだした。私の目前で、フックアウトを試みる2連発ジャンプを見せつけたかと思うと、今度はリールのドラグをジリジリと出していく。 フックの掛かり具合はどうか?気をつけて観察すると、ベリーのフックを下顎にガッチリとくわえ、テールフックはその下に掛かっているのが見えた。フッキングが充分なことを確認し一気に勝負をかけランディング。 ネットに収まったその魚体は、残念ながらブラウントラウトではなかったが、写真でもわかる様に、強い流れに鍛えられたであろう独特な砲弾型の35センチ強のワイルドレインボーであった。 |
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写真を数枚撮り終えると、私の手からスゥーッと流れに溶けて行くその魚体が西日の光に フィールドスタッフ 黒岩 英樹 ■使用タックル |