今シーズンおすすめのフィールド!

山中湖 フィールド情報

今シーズン、春先から例年に無い好釣果が上がっている山中湖。その山中湖で「N&Fガイドサービス」を営むフィールドスタッフ野本淳さんに近況を伺いました。現在、野本さんはJBイースタンシリーズで暫定首位に立つ、この湖を知り尽くしたアングラーです。是非、釣行の参考にして下さい。

1.水温+フィールドコンデイション
現在は梅雨特有の天候のせいか、晴れの日が少なくまた気温自体もやや低いため、水温が例年より低めに推移しています。逆に、晴れの日が続くと3〜4℃は簡単に表水温が上がりフィールドはやや不安定な状況です。
今後梅雨が明け、晴れの日が続くとアオコがシャローエリアに大繁殖する可能性もありますので、釣行前には天候の推移などに注意をすることをお勧めします。

2.バスの状態
バスの状態は、ほぼアフタースポーンとなっています。1週間程前には、40UPが良く釣れていましたが、体力を消耗しきったがりがりの固体でコンディションはいまひとつでした。また、今年はサイトで確認出来る層でのネストが少なく、深場でスポーニングしている様でした。バスが今年の水位や環境変化に対応したためか、または人為的プレッシャーによるものかは定かではありませんが、例年の状況とは違っていました。水位は、今のところ(6月下旬時点で)、平年並みとなっています。

3.攻略メソッド
バスの大半はアフターとなっていますが、これから産卵行動に入るポストスポーンの固体もまだ存在しており、これらのバスの着き場所を考えて攻めて行くのがキャッチへの近道です。
具体的には、朝イチにシャローエリアに入り体力が回復しつつあるフィーディングのバスや、産卵のためステージングエリアに上がってきているであろう固体を狙って行きます。
狙う水深は、状況にもよりますが水深0.5〜1m。ルアーは、フローティングタイプのミノーによるジャーキングでベイトを演出します。春から非常にバスの反応が良く多用しているのがリッジ70Fです。本来は、トラウト用に開発されたミノーですが、サイレントボディと強烈なフラッシングアピール、このサイズらしからぬ飛距離でパイロットベイトとして活躍しています。カラーはワカサギやアユがおすすめです。

■写真はリッジ70Fワカサギカラー
また、ウィードが濃いエリアや、やや濁りがある時にリアクションによって口を使わせる為にシャロークランクを使います。私は、ビースイッチャー1.0/1.0ラトラーや2.0/2.0ラトラーなどの浮力が強くスナッグレス性能が高いタイプを使っています。この時、ボートで釣行される方は、ご自分のキャストとリトリーブスピードがついて行ける限界のスピードまで、エレキのピッチを上げて撃ちまくって見てください。シャローにやる気のあるバスが入っていれば、必ずリアクションで反応してきます。肝はスピードです。

■写真はビースイッチャー1.0アユカラー

シャローで反応が薄かったり、日中になってきたらミディアム〜ディープレンジの食わせの釣りに移行していきます。2mラインのウィードエリアで、大きめのカーリーテール系ワームをテキサスにリギングし、スイミングさせたり、また6〜7mに位置するハードボトムでじっとしているバスを狙います。これは、私の得意とするスタイルのひとつで、魚探でホットスポットを見つけ、ストレート系のワームを用いデットワーミングさせます。少々、慣れとコツがいるスタイルですが、ディープのバスからのアタリを察知し、掛ける感覚は独特の醍醐味があります。

夕マズメになったら、トップウォーターゲームが面白いと思います。山中湖では、午後になると風が出始め夕方まで続く事がある為、波に消されない浮力とアピールを持ったルアー選択がポイントです。その点で、浮力と重低音を兼ね備えたアイロニーは私のお勧めです。狙うエリアは、岬やウィードが多いシャローフラットです。フルキャストし、テンポ良いアクションで誘ってみてください。トップで反応が無く風も止まないような時には、風下のウィードエリアに入って、バイブレーションやスピナーベイトを引くとランカークラスに出会える事があります。7月に入るとバスも体力を回復し、ダイナミックな釣りが期待できると思います。

写真はアイロニー
フラッシュグリーンPCS

4.梅雨明け後(7月)の予測
 放流を盛んに行っていますので、水温の上昇とともに2m〜3mのウィードエリアにバスが多くストックされていくと思われます。ただしサイズは20cm〜30cm未満がメインとなります。これらのバスはソフトベイトに頼らず、前述したクランクベイトのリアクションメソッドやバイブレーション、スピナーベイトなどで是非攻略してみて下さい。状況が合うと、ソフトベイトには無い爆発力を体験できます。
また、コンディションが良いのはネイティブの"地バス"ですが、これらは、とてもスプーキーで、攻略が難しい固体です。地バスは、水温上昇とともに5m〜7mのハードボトムにサスペンドしだします。ノーシンカーワームのフォーリングなどが手堅いのですが、時間がかかり、集中力の要る釣りとなります。・・・また、風や天候などによって攻略法が変わるため、別の機会でご説明できればと思います。

ともあれ、夏に向かう7月の山中湖に来られる方には、昼頃からの季節風をキーに、その風が当たるエリアの岬、またはウィードエリアでの巻き物を是非試して欲しいと思います。 ウィードの沖側を集団でクルーズするこれらのバスは、わかさぎに付いて泳ぎ回っていて、うまくエリアを見つけられれば1時間で20匹以上のラッシュを堪能出来ます。
皆さん、是非いらしてください!

フィールドスタッフ 野本 淳

■フォトギャラリー
野本さんがガイドをされたゲストの方々です。皆さん沢山釣ってますね!