今年で六回目となった宮城県石巻の旧北上川でおこなわれる釣りキチ三平杯。
これまで同様、我々(佐藤雄一 佐々木義高)チームジップベイツもボート部門にスタッフ兼任でエントリーしました。

大会前日、NBC主催のトーナメントが同エリアで開催され、80cmクラスを筆頭に10本以上のシーバスをキャッチしたチームメイトの佐藤雄一氏が見事優勝となり、三平杯においても少なからず注目を集めることとなった。この時のエリア、ルアー共に他の選手に隠すことなく説明してしまうあたり、永年のつきあい通り人柄の良さと大物ぶりを感じずにはいられない雄一氏であった。


三平杯当日は、曇り空で少し肌寒い天気。6時30分、25艇のボートが一斉にスタートを切った。我々も全選手のスタートを見守りゆっくりとポイントへ向かう・・・
最初に向かったのは、無論前日の優勝ポイント。しかしながら、予想はしていたものの朝から銀座状態。我々は、アウトサイドベンド側にボートをポジショニングしスタートとなった。


このポイントは、フィーディングエリアへのコンタクトポイント。引潮での水位変化及び濁りを嫌う日中のシーバスは、水深のあるエリアのボトムに張付く。そして、支流との合流、橋脚、さらにカーブが重なり複雑な流れの発生する一級ポイントである。


スタートから1時間、対角線上(インサイドベンド側)に居た数チームがヒットさせていたが、当日の潮回りから察して時合いは10時ごろと予想していた我々は余裕でヒットシーンを見守っていた。
3年前の同大会の時、ZBLバイブのドラッキングでボトムの攻略のヒントをつかみ3位に、
次の年にはZBLバイブ、ゴールドチャートでボトム攻略し優勝を果たし、今ではZBLバイブは、三平杯に欠かせないルアーだ。


そして、9時過ぎZBLバイブ80-25Gキビナゴカラーにファーストヒット。40cmのシーバスだった。狙っていたサイズではないが、まずキープ。 雄一氏によるとこのポイントのアベレージは70cmクラスだと。(前日は90cmクラスまで出ている) 
すると、インサイドベンド側のチームにもヒットしているのが見えた。 やりとりの様子から良型であることが分かる。その後もヒットシーンがインサイド側で続く・・・


"今日は流芯付近がいいようだな!"ふたりで顔を見合せるが、ポイントは銀座状態。移動どころか、狙いたいラインにルアーを通すことも困難だ。他チームのキャストを確認しながらダウンクロスにキャスト。ZBLバイブをボトムまで沈めロッドティップであおりながらドリフトさせるとショートバイトがある。なかなかフッキングに持ち込めないまま時間が過ぎる。


時間は10時を迎えた。我々の正面の2チームが良型をヒットさせていた。流れも速くなり25g、28gのウエイトではボトムを取りづらくなってきたので35gにチェンジ。 雄一氏はキビナゴ、私はゴールドチャートでヒットカラーを早く見つける意味合いもあり使い分けた。
 すると、雄一氏にヒット。慎重にやりとりするが濁りでなかなか魚が見えない。ボート際までなんとか寄せ、一瞬魚体が見えたが再び強烈にロッドが絞り込まれる。70cmクラスだがここの魚は引きが強い!なんとか無事にネットイン。すぐさま検量所へ向かった。 死魚は20cmマイナスとなってしまうのだ。



検量してもらうと、74cm。まずまずのサイズだが、優勝するにはこのサイズがあと2本必要となる。急いでポイントに戻るも、ボートの数が22艇。何と、ほとんどのチームが集結していた。
時刻は11時を過ぎ、ポツポツと周りでヒットしているが小さい。我々も30cmクラスをヒットさせるが狙っているサイズには程遠い。潮止まりまで30分、船団も半数になりようやく狙ったラインをトレースできるようになった。
直後、「バイトだ!」あわせるが、フッキングしない。すぐにロッドをあおり35gのZBLバイブをリフトさせる。すぐさま反応があり、巻き合わせでフッキングさせる。ドラグが鳴く・・しかし、何とフックアウトとなってしまった・・・(涙)

11時30分。流れが止まったためポイントを移動するがノーバイト。
12時となり、我々はスタッフ兼任のため1時間早く帰着した。結果は、3匹で148cm 6位(入賞)となった。
1位、2位、3位はやはりインサイドベンド側の3チームが占め、エリアおよび釣り方は読みと正解だったので、来年のリベンジをふたりで誓い大会を終えた。

最後になりますが、毎年、多くの人たちが参加していただけるようになり、また多くの企業から協賛も賜ることができ無事に今年も三平杯を開催できたことに心より感謝いたします。


左から佐藤 雄一氏とその隣、私。

最近は地震が多い東北地方ですが、素晴らしいフィールドがたくさんありますので是非、皆さんも遊びに来てください。

フィールドスタッフ 佐々木 義高