サクラ咲く
追波川釣行レポート


今回は1月1日に解禁になった宮城県、追波川での桜鱒釣行をレポートしたいと思います。
この川は、太平洋側で桜鱒を狙える数少ない河川のひとつで、東北のみならず関東からのアングラーも多く訪れるフィールドです。私自身は、22年前からこの川のもつポテンシャルを感じ友人とともに毎年のようにポイントを開拓してきました。
さて、年明けとともに解禁を迎えた追波川ですが実質は2月にならないと、気温や結氷によるコンディションの悪さから釣りになりません。ところが、近年の地球温暖化による暖冬の影響か凍ることも少なくなり1月の下旬には桜鱒が釣れ出したという情報が入りました。


それを耳にした私はもちろん黙ってはいられません。仕事をやり繰りし、潮や状況を見て3回程川に入りましたが、ノーヒット。2月に入ってからは、周りでも良い話しが聞かれなくなってしまいました。
そして2月も終盤となった26日。気温マイナス1℃、水温3℃とみぞれが降りしきる中、大潮にあたる日の釣行。ポイントは飯野川橋下流、川が右にベンドするぶっつけにあたる旧堰跡付近。この周辺は非常に複雑なボトム形状となっており、スプーンを使った釣りではかなりの確立でロストに至ってしまいます。ある程度ボトム形状を把握している私でも1日5個は必至。その分攻略しがいがあり、また桜鱒が身を寄せるポイントともなっているのです。このことから私はミノーを多用しますが、この日は下げを狙っての釣行ということもあり水深は1m前後となっていたことから、リッジ90Fをメインに使いました。

このポイントの水中イメージは写真に記した通りで、石積みのトップから水面までは約30cmといった状況でした。
水質があまり良く無いため、カラーはゴールド系をセレクト。キャストしリトリーブ&トゥイッチで攻める。暫くキャストを続けるものの反応が得られない。しかし、"絶対に桜鱒は居る"と確信めいたものを感じていた私は、食わせからリアクション系の誘いに変更。ジャーク気味にロッドを煽り桜鱒の反応をうかがう。
キャスト後、3回目のジャークでリップがボトムをとらえた感触が伝わる。そこからは、ネガカリに注意しながら、時折ロッドを立て捌きにしてややボトムを切って誘います。2回ジャークを加え、その後は長めのポーズを与えてドリフトさせます。その繰り返し。
すると数投目、直ぐに結果が現れました。ジャークをかけながら手前の石積みに丁寧にコンタクトさせ追いこまれたベイトフィッシュを演出している時にゴンッ!
慎重にやりとりし、54cmのサクラをキャッチできました。


このようなポイントの攻略では、リッジ90Fのようなコントローラブルなミノーが威力を発揮します。メインウエイトが磁着し、トゥイッチングによる左右へのスライド量もコントロールし易く、また障害物やボトムにあたっても大きく軌道を反らしてしまわないため、低活性期の桜鱒攻略には特におすすめです。

まさに今からピークを迎える追波川。興味のある方は是非とも腕試しにお出かけ下さい。

フィールドスタッフ 佐藤 雄一


タックルデータ

ロッド:UFMウエダ スティンガーディープ82H
リール:ダイワ セルテート#2500
ライン:バリバス スーパートラウトアドバンス14LB
ルアー:リッジ90F(キンクロ)



追伸
その数日後、同様のパターンで2本目をキャッチでき、また私と同じフィールドスタッフである佐々木 義高氏もリッジ90F(ゴールドオレンジ)で桜鱒をキャッチしました。