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| 前回6月15日に引き続き、6月29-30日に2回目の大鳥池釣行を行ってきました。前回の釣行で好感触だったリッジディープ56F/70F、それに"大鳥池最強"のリッジS-Line70S(カラー#021ワカサギHM)にタングステンシートを貼り、若干のバランスチューニングを加えそれらを持って、臨みました。
この釣行で、最高の1尾に出逢うことが出来ましたのでご報告いたします。 |
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6月29日は快晴で陽射しが痛いほどでしたが、時々強い風が吹き抜け、魚の活性は低く、ミノーを追って目の前までチェイスしてくるものの、なかなかバイトしてくれません。リッジディープ改シンキングの沈下能力は、サスペンドに近いスローシンキング程度でしかありませんでしたが、ポーズを取ると岩魚はいつまでもジャレ付いており、動かし続けるよりもポーズで間を作り、静と動のメリハリある動きが有効でした。アタリは渋く、フッ!とラインテンションが抜けるような軽いアタリがポーズの前後にあり、それを敏感に感じ取ってアワセていました。 陽も高くなりバイトが遠のきはじめた11:40頃、以東岳からの吹き下しの風が強まり、風に逆らい沖の深み目指してキャストするよりも、風に乗せて岸沿いにキャストした方がトンでもない飛距離が稼げることに気づき、リッジS-Line70S改タングステンシート貼り(カラー#021ワカサギHM)をチョイス。フルキャストすると、風に乗って気持ち良く飛んでくれました。 |
| ラインを水中に馴染ませる意味もあり10数秒ほど待ってからリーリングを始め、ラインテンションを得た処でロッドアクションスタート。ツーン・ツーン・ツーンと短くジャークを入れてポーズ。くるくるっとハンドルを回してラインテンションを保ち、ツーン・ツーン・ツーンと短くジャークを入れてポーズ。静と動のメリハリを短い距離で演出し、極力ミノーを浮上させないよう丁寧に操作。ポーズさせてからリーリングしている時にフッとラインテンションが軽くなったので大きくアワセました。
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ガッ!と重い感触で動かず、根掛かりを覚悟しつつも追いアワセのフッキングを2回入れ、ロッドを掲げてそのまま様子を伺うと、ゴンゴンとヘッドシェイク。 振り幅大きく回転する感触に40cm越えの岩魚を確信しました。不意の突っ込みに警戒してドラグを緩めてスプールを指で抑えながらポンピングを繰り返し行い、魚を浮上させました。強い陽射しで蒼く輝く水面に白い腹が見えたときにはその大きさに驚きました。50cmはありそうで、大鳥池湖水域での過去最高記録になるサイズです。 |
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惚れ惚れする容姿とサイズの岩魚です。無理して引き寄せ過ぎると人影に驚いて暴れるかも知れないと考え、太股ほどの水深で、ロッドレングスも活かせる距離で最後の一暴れを警戒しながら対峙しました。大きく開いた口にはルアーのヘッド部分しか見えず、丸飲みされたようです。 大鳥池は元々透明度の高い澄んだ山上湖ですが、今は強い陽射しで殊更透明感が増して水の存在感が無く、魚だけがポッカリと宙に浮かんでいるように見え、大きく開いた口は下顎が突き出た三ツ口で、大きな尾ヒレも動かさずに横向きのままスーッと移動してゴンゴンとヘッドシェイクを繰り返す様は、幻想的な優雅な舞を見ているようで神々しくもあり、大変興奮しました。
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最後のひと暴れを警戒して対峙していたのですが、ルアーを丸飲みしたことで苦しいのか口を開けたまま暴れる様子がありません。いつまでも眺めていたい景色ではありましたが、大物は往々にしてポックリ死んでしまう時があるので、早めに仕留めることにして、リーダーを掴んでそのまま岸の浅場に引き寄せました。そこでも大人しかったので急いで写真を撮影して全長を測りリリースしました。時計を見るとAM11:55でしたから、ヒットしたのはAM11:40-45頃だったと思います。 全長53cm。幻の巨大魚であるタキタロウには遠く及びませんが、小太郎と呼ぶのが相応しい三ツ口の良型岩魚です。 |
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過去大鳥池で採捕された大岩魚は沢へ産卵遡上した個体ばかりですから、湖水域での採捕として最大のサイズになります。好天の中、新緑の鮮やかな緑と蒼く濃い湖面が輝いている最高のロケーションの中で、こんな大物と巡り会えるなんて本当にラッキーでした。しかし必然要素が無かった分けではなく、リッジS-Line70Sがボトムを這うようにタイトに泳いでくれた成果だと考えており、改めてリッジシリーズのポテンシャルの高さを認識させられました。 ヘビーシンキグともジグミノーとも違う、ボトムのズル引きメソッドとも違う、昨年ジップベイツが5th Anniversary Limited modelとして発売したリッジS-Line56SSのように、同じ形状でありながら潜行レンジが違うラインアップの有効性を、今回の三ツ口小太郎53cmは示すとともに、大鳥池での大物釣り攻略の糸口を垣間見せてくれた気がして、リッジディープのシンキングバージョンやリッジS-Line70Sの更なるシンキングモデルの誕生を願っている処です。 フィールドスタッフ 富樫 力 |
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| ■使用タックル ロッド:TRBX-73SD リール:98ステラ2500S ライン:山豊テグス ファイター渓匠0.4号+スピニングフロロ0.6号2尋 |