寒さが一段と厳しくなり、産卵後の体力を回復したシーバスを狙いに淡路島へ向かった。
この時季の大潮は、1年でもっとも潮が大きく動くため夜間を狙っての回遊シーバスの狙い打ちに出発した。

時間は、午前2時が干潮の為、午後10時30分よりウェーディング開始。
潮は、すでに下げ始めている。まずは、潮の状況をチェックする為、ザブラシステムミノー15Fからキャスト開始。流れの変化を読みながらゆっくり探ってみる。

ふと水面に目をやると10pぐらいのイワシがピチャピチャとジャンプするのが月あかりから見えた。イワシがざわついた感じから、もしかして近くをシーバスが回遊しているのでは?
そんなことを考えながらリョウマに変更。このルアーは、大きくスライドアクションを起こす為、弱った小魚を演出するのに最適だ。

10分ほどたった頃、突然「バコンッ」を水柱が立った!
しかし、ロッドティップに魚の重さを感じることは無い。どうやらバイトし損ねたのは60pぐらいの中堅シーバスだったようだ。
シーバスが回遊していることを信じてリョウマに魂を込めながらキャストを繰り返すも反応がなくなってしまった。


午前0時、ここでルアーをザブラシステムミノー139Fシャローにチェンジ。
潮上に向けてキャストする。流れを意識してルアーを潮に乗せ、引き波を立てながらゆっくり引いてくる。すると水面が割れた!
一瞬、間を置いてからティップにシーバスの重さが加わるのを確認して、即座にフッキング。相手は産卵後の体力の回復したシーバス。トルクのある引きでグイグイ流れに乗って潮下へ走って行く


5分ほどファイトしたあと慎重に寄せ最後は岸にズリ上げて無事ランディング成功。
ルアーをガッチリ加えて上がってきたのは76pの銀ピカシーバス。
ランカーシーバスには、ほど遠いかもしれないが厳冬時季に狙って獲った1匹のシーバスに満足し納竿とした。

フィールドスタッフ 吉田 実寛