釣りキチ三平杯参戦レポート
ZBL VIBが起した終了間際のドラマ!

去る7月4日、宮城県・石巻旧北上川で行われた釣りキチ三平杯。「船釣り部門」「ルアー部門」「ボートルアー部門」「チョイ投げ部門」の中からフィールドスタッフの佐藤氏、佐々木氏がチームを組みシーバスをターゲットにした「ボートルアー部門」にエントリー。大会役員でもある両名が時間のハンディを抱えながらも大健闘。そのレポートが届きましたのでアップ致しました。


プリプラクティス篇(フィールドスタッフ 佐藤 雄一)

昨年に引き続き今年も参加して参りました、釣りキチ三平杯。昨年同様、ボートシーバス部門にエントリーし2人1組で3匹のシーバスを持ちこむ合計全長勝負の試合です。同じフィールドスタッフの佐々木氏とチームジップベイツを結成しエントリー。しかし、二人とも大会運営に携わる関係者ということで、監視艇というおまけ付き。去年よりは実釣時間はあるものの一般のアングラーよりも一時間早い帰着となってしまいました。後半の時合いに勝負をかける戦略をたてていた私達にはとても厳しい条件となり、果たしてどうなるこやら・・・。

大会の一週間前、川の状況を確認するため釣行。大会エリア全域をテンポよくチェックするためにバイブレーション(プロトタイプのZBLバイブ80SS、80‐20G)を投入。テストも兼ねながらのプリプラクティスとなりました。
上流部からボートを降ろしましたが濁りがきつい為、水の良いところを探しながら下流部へと移動していく。しかし、あまり変化がないため最下流部にあるポイントまで一気に移動しチェックすることに決めました。

このポイントは、去年の大会でも80cmクラスが何本か出ているメジャーポイント。河口部へ入ってきたシーバスのフィーディングエリアとなる場所。このため、いったん群れが入るとラッシュとなるポイントです。
早速、ZBLバイブ80をキャスト。潮も上げにかかっているため川の流れも弱くベストタイム。この日は、大会一週間前の日曜日ということで周りには数艇のアングラーがキャストしていました。しかし、あまりヒットしている様子は無い・・・と、リトリーブ中に周りを観察していたらいきなりのヒット。 40cmクラスと小さかったが、シーバスが入っていることが確認できた。カラーは、濁りの様子から数色を試した後、ゴールドチャートに変えて直ぐの事でした。


再びZBLバイブをキャストすると、連続ヒット。あきらかに先程とは比べ物にならない強烈なファイトを見せたのです。数分のファイトの末、上がってきたのは80cmクラスのシーバス。ZBLバイブを丸呑みしていました。 何と、その後もプラクティスであることを忘れ80cmクラスを筆頭に10匹ものシーバスをキャッチし続けてしまいました。それも全て、ZBLバイブのゴールドチャートのみで。このルアーが持つ独特のロールベースのアクションと、ゴールドチャートに、確信めいたものを感じこのポイントのプラクティスを終えることに・・・。
この時、周りのアングラーを見渡してもやはり釣果は芳しく無い様子。充分な手応えを感じていました。

そんな時、同じエリアでキャストしていた仲間の船から『何、使ってんの?』と聞かれ、思わず『ザブラ・バイブ80』と応え、ゴールドチャートのZBLバイブを見せてしまった(焦)。
これが、後に自らの首を締めることになろうとは・・・


その後、潮の変化に対応するためにフォローパターンを見つけに上流へ移動しました。数箇所のポイントをチェックするも、結果的にベイトフィッシュ絡みのポイントでは反応があるものの、それ以外のポイントではノーバイト。特にストラクチャー周りでの反応は、皆無と言って良いほどでした。この時点で、大会当日の潮時を当てはめて見ると、スタート後が下げとなるため、この日"下流部でラッシュしたパターン"が効くとすれば大会終了間際。自分達の競技時間を考えると、上流部のポイントが壊滅状態という結果は残念なものでした。

大会編(フィールドスタッフ 佐々木 義高)

大会当日、心配された台風の影響も無く晴天無風となりイベントにはベストなコンディションと言えた。しかし、私的には持病の腰痛が再発し前日のプラクティスもできないまま本番に挑む事になってしまった。
 今回のボート部門エントリー数は32チーム(約70名)。シーバス3尾の合計全長で競われ今年からは、デットフィッシュ(死魚)はペナルティーとしてマイナス20cmと厳しいルールが新たに加わった。

ショア部門の競技が始まっている中、ボート部門がスタート。大型バスボート、アルミボート、さまざまな船が中瀬(会場)から上流に向かっていく。雰囲気、緊張感ともに最高である。
そして我々は、スタートの様子を確認ながらゆっくりと準備。監視艇の役割があることから、ラストフライトでスタートとなった。


ゆっくりとボートを走らせると、やはり最下流部付近のポイントにはすでに船団が出来ていた。しかしヒットしている様子は見られない。が、良く見ると船団の半数以上のチームがZBLバイブをキャストしているではないか!パートナーの雄一氏の情報がここまで浸透しているとは本人もびっくりしていた。

我々は、濁りの状況を確認しながら上流部へと船を走らせたが依然として上流部の濁りはとれていなかった。パートナーのプラクティスの状況から、このシチュエーションでは厳しいとわかりつつも、引き潮では下流部の流れが速く釣りにならないと判断し、上流部での実績ポイントだけを狙っていくことに決めた。しかし、暫くポイントを周るがノーバイト。
この時点で、やはり下流部のベイト絡みのエリアしかないと判断するも、まだ上げ潮が効いて来ない。最下流部に入りたいがまだ流れが早過ぎる・・・ポイントを無駄に荒らしたくなかった事もあり、未だ温存することに。


二人で悩みながらも、プリプラクティクスでそこそこ反応があった中流域のフィーディングエリアに入った。しかしここも人気スポットで数艇が既にキャストしている。仕方なく上流から船団に加わりザブラバイブをアップクロスにキャストし始めた。すると、雄一氏にこの日始めてのバイトがあるものの惜しくもフックアップならず、その後も二人で数回のバイトを取ったがやはりのせ切れなかった。

いつもならフックアップに持ち込めているようなバイトすら、腰痛と焦りでことごとくミス。
この時点での情報では、60cmクラスが一本キャッチされたのみで、その後はどのチームもノーバイトらしい。全体的に非常に厳しい様子なだけに、1バイト1バイトが非常に貴重で、それが取れれば上位に食い込める可能性も大きい。 
我々の残り時間は少なくなってきたため、いよいよ下流部へ移動し勝負をかける。ポイントに着くと、他のチームのロッドが絞り込まれていた。しかもデカイ。我々のテンションも高まりキャストを始めたがノーバイト。他の船に釣果を聞いても「朝だけだね」とテンションの低い返事が・・後半勝負の我々も、次第にその低いテンションの雰囲気にのまれそうになったため、一旦船団から離れ、残り30分を二人ともZBLバイブ(ゴールドチャート)をキャストし続けることに決めた。


その直後、雄一氏のルアーにヒット!小さいが貴重な1匹であるため慎重にいなしながらネットイン。40cmクラスの小型ながら笑顔がこぼれた。
その後も集中力を切らすこと無くキャストし続けるが、無常にも時間が迫る『そろそろ終わりだね』と雄一氏の言葉に答えようとした瞬間、私にヒット。腰の痛みも忘れ50cmクラスを無事ネットイン。何と終了時間1分前の出来事だった。

その後、直ぐに終了し実行委員の仕事に戻ったのだが、ウエイインしてみるとリミットを揃えられなかったものの、3位に入賞することができた。決して納得できる釣果ではなかったが、トーナメントとしては大満足の成績を納めることができた。信頼できるルアーを最後まで投げ続けることで、得られた結果となった。また、驚いたことに4位、5位、6位のチームが使ったルアーもZBLバイブだったのです。


ちなみに我々は、昨年が7位、今年が3位とステップアップできているため、来年は是非優勝を目差してがんばりたい。

皆さんも興味のある方は、是非参加してみて下さい。


使用タックル
UFMウエダ プラッキングスペシャルEX-Ti CPS-75 EX-Ti
ダイワ エアリティー2500
バリバス AVANI 1号 ショックリーダー 30lb
ルアー ZBL VIB80SS & 80‐20G(ゴールドチャート)

※矢口高雄釣り大会"釣りキチ三平杯"は、「萬画の国・いしのまき」推進委員会主催にて7月4日に宮城県石巻市で開催されました