釣りキチ三平杯参加レポート

6月26日 石巻 旧北上川で行われた 釣りキチ三平杯 ルアーボート部門に佐藤雄一氏と共に、チーム ジップベイツとして参加しました。

本年で三回目の参戦となる我々チームジップベイツは、一昨年7位、去年3位 今年こそは優勝と意気込んでの参加でしたが、前日の午後から大会エリアを他チームに同船させてもらい一周するくらいのプラティクスで本番に望むことになりました。


大会当日、毎年のことながら今年も役員兼任での参加。他チームより競技時間が少ないハンデは、当初とても不利に感じていたものの今年は割り切って参加できたのでした。

6時半スタート13時帰着。 この日は満潮が5:26 干潮が12.:54と、競技中はずっとひき潮、各チーム『朝一の時間が勝負』と6:30の合図とともにいっせいにスタートしていった。


我々は、無事に各チームがスタートできたのを確認してからのラストスタート。 二人とも、焦りも無くのんびりと他チームの船を確認しながらまずは大会エリア下流部にあるフィーディングエリアで今や旧北上川定番のZBLバイブ80(ゴールトチャート)をキャスト。 他チームの釣果を聞きながらリトリーブしている雄一氏にヒット!しかし残念ながらバラしてしまうが気落ちは無い!他チームにもヒット! やはり朝一勝負なのか?と思わせる立ち上がりとなった。

前日のプラを行った選手いわく、朝一は50cmクラスがイージーに釣れるが潮が引いてくると濁りが入って釣れないとの事。3本の総全長で競うだけにリミットメイクを朝一の時間で・・・という戦略を立てているチームがこのエリアには多かった。
そこで我々は、ハイプレッシャーエリアを避け上流に移動。やはり実績のあるポイントは銀座状態(混雑している)。狙ったポイントに入れなかったが、我々は、余裕で他チームに手を振りながらさらに上流にボートを進めた。 この余裕が焦りから落胆そして歓喜へと・・・?

エリア中流域にあるフィーディングエリア、シャロー側にはベイトを追い込める小さいワンド(ハードボトム) がある。4mから2.5mへ一気にかけ上がるブレイクもあり、攻め場所には事欠かない。
仲間の船から情報収集すると、釣れているのは1チームだけらしい。我々も上流にポジションをとって流れに船をのせながらキャスト。ポイント最下流までキャストするもののノーバイト!しかし、その釣れているチームだけは、同じ流し方でヒットしているが見える『ナゼだ?』
1回目の流しで私は魚探をこまめにチェック。ボトムに魚が映っていた。加えて、ヒットしている選手のキャストからリトリーブまで細かくチェックすると、やはりボトムを意識している様子。大会前から私が思っていたとおりボトムの魚をいかに攻略できるかが肝となることを感じた。

再度、ポイント上流部にポジショニング。ふた流し目を敢行。
今度は、大会用にジップベイツから急遽送って貰ったZBLバイブ90(ゴールドチャーをチョイスしアップキャスト。
ラインスラッグをとり、そのままバイブレーションを感じながらボトムをノック。バイブレーションプラグでのドラッギングを試みた。
すると、ヒット。『やはりボトムか!』と思ったのもつかの間。 遠くでエラあらいされ痛恨のバラシ(涙)。グットサイズだっただけに悔しさが残った。再度、同じメソッドで雄一氏と共にドラッキングを試みる。
ひと流しで数回のバイト&ヒットはあるが、なかなかキャッチにまで至らない。 2人で10本ぐらいのシーバスをバラしている。しかし他チームよりもあきらかにバイトは多いことに戦術は間違っていないと確信していた。


その後、やっとの思いで雄一氏が50cmクラスを1本キャッチ。すでにスタートから2時間が経過していた。
他チームは、バイトは少ないもののキャッチ率は我々より高くやはりドラッギングではバイトが小さいのか?と思いカラーをホロイワシへ変えてみた(フラッシング効果を利用しリアクション狙い)。
このカラーチェンジが幸いし、ルアーがハードボトムエリアにさしかかりZBLバイブがボトムを叩くのをロッドで感じた瞬間、今までとはあきらかに違うアタリと共にロッドが弧を描いた。デカイ! キャストしラインスラッグをとっただけで流しているためかなり遠くでのヒット。かかりが浅いことを考慮し慎重にやりとり。何度も他船の横でエラ荒いされ、何とかボート付近まで寄せるが弱らない。ボート付近は、シャローが近くかつハードボトムエリアとなっているため強引にやりとりしなければ痛恨のラインブレイクだと思い、雄一氏の持つネットへ魚の頭を向け誘導。百戦錬磨の雄一氏、最も信頼のおけるアニキだけに何の不安も無かった。シーバスはボートのデッキの上に横たわり、計ると83cmのグッドサイズであった。
やっと2本目をキャッチ。あと1本獲れば何とか上位へ食い込めそうだったが、濁りがひどくなっていた。ボトムをトレースするとごみを拾うようになり釣りづらくなってしまっていた。
見ると雄一氏は、ルアーをZBLバイブ90からより軽量の80サイズへチェンジしていた。まもなくその雄一氏にヒット。慎重にいなしボート際まで寄せるが惜しくもフックオフ。この日の雄一氏は、人一倍アタリを取っていたが、なぜかバラシも連続。
残り時間も1時間を切った頃、状況は渋く他チームもバイトすらない状況。
そこで、それまで極力使わないように温存していたバッテリーを使いハードボトムエリアを多角的にかつ丁寧にZBLバイブ80(ゴールドチャート)で攻めてみた。
そして、ルアーを回収体制に入った雄一氏に待望のバイト。しかし、あまりにもボートと近かったためにフックオンせず・・・

その後、ボトムのゴミ&濁りの影響で魚が浮き始めたと判断した我々は、すかさずルアーを80SSにチェンジ。すると、狙いどおり雄一氏にヒットとなりを無事キャッチ。サイズこそ50cmクラスであったがリミットを達成。
気づけば、時計は終了20分前を指していた。(役員のため1時間前には帰着しなければならない)
残った時間、二人で80SSをキャストし続け数本のシーバスをキャッチしたが、サイズが小さく入れ替えまでには至らずストップフィッシングを迎えた。

結果、ボート部門3位&ビックフィッシュ賞を獲得したものの、優勝を狙っていただけに、やや悔しさが残ったがまたしても劇的な戦いに二人とも満足できた大会となった。


今回の使用ルアーは、ZBLバイブシリーズ全種で、状況にあわせサイズ カラーをローテーションすることにより、周りが沈黙する中でも多くのシーバスをバイトに導くことができました。ZBLバイブは、ナイフエッジヘッドのため流れを気にせず長時間使い続けることができるためリバーシーバスには理想的なバイブレーションだと実感した大会となりました。

使用ロッドUFMウエダ CPS-75EX-Ti
使用リール ダイワ セルテート2500
使用ライン VARIVAS アバニシーバス 16lb
ショックリーダー30lb

フィールドスタッフ 佐々木 義高