佐伯市を流れる番匠川は、僕のホームグラウンドであり、初めてシーバスと出会った思い出深いフィールドでもあります。その頃から数え約15年の歳月が経過し、その間にキャッチできたシーバスの数はフィールドに恵まれていることも有り、数え切れない程になりました。

しかし、メータークラスと言えるサイズはこれまでに2本。地域にもよりますが年間100日近い僕の釣行回数から考えたらそのキャッチ率は低いと思われます。

もちろん向上心を持って、日頃の釣行に望み、メータークラスと出会える確立も高くなって来たとは思います。今回も自分の考えているメータークラスと出会えるであろうチャンスを狙ってグッドサイズをキャッチすることができました。


やっと朝晩が涼しくなり、水温が20度あたりで安定してきた頃、海からはコノシロやサヨリが河川へ入ってきます。そして上流からはオチアユが下ってきて、河川の至るところがポイントになります。
しかし、ポイントが分散され絞りにくくなるのも事実で、その中でも一級ポイントに狙いを定めることで、より大型の個体を獲りに行きます。
僕は、中流域が有利と考えさらにスポットを絞って考えました。また、秋雨前線による増水がシーバスの活性を高め、普段口を使ってくれないような大型がルアーに反応しやすくなるタイミングを選びました。


気になるポイントに運よく入ることができ、ZBLシステムミノーを結んでキャストを開始しました。狙い通り、活性の高いシーバスを直ぐに5本キャッチできたもののサイズは70cm止まり。普段なら喜ばしいサイズですが、この日は大型1本勝負と決めていたためやや物足りません。

思考錯誤しながら、キャスト&リトリーブを繰り返していると今までとは全く違う重量感がロッドを通して伝わりました。慎重にやりとりしながらキャッチとなったのは、97cmの良型。惜しくも自己記録更新とは行きませんでしたが、狙って獲った1尾だけにとても嬉しいものとなった。
この釣果をもたらしてくれたZBLシステムミノー139Fは、僕の中で暫くは手放せないルアーになったことは言うまでもありません。

レポート 緒方裕次郎