全国的に、どのエリアでも一年のうちで最もシーバスゲームが熱くなるシーズン秋。
もちろん、僕のホームとなっている大分県の河川でも同じことが言えます。

一年を通し色々なパターン、シチュエーションでシーバスを追い求めているわけですが、サイズ・数ともにやはり秋には敵わないのです。
それには、ベイトフィッシュの要素がとても重要に絡むと考えておりこの秋の釣況を踏まえ、僕が考える地元河川のベイト論をお話ししてみたいと思います。

先ず、ベイトの強さ(シーバスにとっての魅力の強さ)に順番を付けるとすれば、
1. コノシロ
2. アジ
3. サヨリ
4. 落ちアユ
5. ボラ         となります。

上記のどのベイトパターンでもシーバスと出会えるチャンスは有るものの、優先順位はやはりその存在数となるのではないかと思います。
中でも順位が示す通り、今シーズン良い釣果を上げることができたのはコノシロ、そしてアジのパターンでした。


コノシロは、アングラーの我々からもその存在が確かめやすく昼間は目で確認できるほどです。日中の河川を覗いてみて彼らが上がって来ていれば、シーバスもかなりの確立で誘導されてきていると思って良いでしょう。こんな日の夜は期待大です。
そして、さらに釣果アップを確実にしたいのであれば、前述した昼間の状況に大潮の干潮前となります。それまでシャローに出ていたコノシロは、ロータイドになるにつれ流芯に寄り、ブレイクラインで待ち構えるシーバスにとって最大のチャンスになるのです。そのコースにうまくルアーを流してやることでヒットに持ち込めるでしょう。
さらには、上流からもコノシロが下ってくるため1タイド周期の中で最もホットな時合いになります。

そしてコノシロパターンと正反対なのが、アジパターン。アジは浸透圧の関係で淡水に弱く、河川内では表層に出てくることが少なく下げ潮になると姿を消す傾向が見られました。つまり時合いは、満潮前と考えられ比較的大型に的を絞ることができるパターンでもあったのです。

 


アジ、コノシロ、この2種類のベイトの行動パターンを読むことで、ルアーとレンジを合わせ今シーズンのシーバスゲームを満喫することができたのです。
具体的には私の場合、コノシロパターンでZBLシステムミノー139Fシャローを使い今期も90cmアップと数本の80cmアップを獲ることができました。
そしてアジパターンでは、11Fでレンジを下げやはりグッドサイズを獲ることができました。悔やまれるのは、このアジパターンで用いた11Fで、メータークラスがかかりバラしてしまったこと。

今期の釣果に満足しつつも、来年の課題もでき次シーズンへの期待で胸を膨らませることとなりました。

大分県 緒方裕次郎