スタッフレポート VOL.2
 2月に入り、まだまだ寒い日が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
我々ジップベイツスタッフは、フィッシングショーの準備で非常に慌しく、巷で騒がれているようなインフルエンザにかかる間もありません・・・。さて、先日リッジ開発スタッフとフィールドテスター野本淳さんとが、今年の新製品「リッジ35」のアクションチェック&実釣に管理釣り場へ行ってきましたのでレポートさせて頂きます。

 このテストの目的はふたつ。風の中でのキャスタビリティチェックと図面上だけではどうしてもはじきだせない釣獲率のチェック。開発スタッフは、既に幾度と無くテストを重ねていますが、すでにあらゆる面で先入観や"情"も入ってしまっているため、今回はフィールドスタッフの野本さんにも同行をお願いし、"アングラー"からの意見も伺う事になりました。野本さんは、バスがシーズンオフになる冬季には、地元「ホリデイロッジ鹿留」や「東山湖フィッシングエリア」などでエリアフィッシングを楽しまれています。以下、スタッフのレポートです。

 先日お邪魔したのは、静岡県にある管理釣り場「ルアー&フライスポットシマゴン」。午後になると遠州名物の強風が吹き荒れるややマッディな魚影の濃い管理釣り場です。ここでコンスタントに釣れなければ、販売は出来ないですよ!という位魚影が濃い釣り場です。 "強風+魚影の濃さ"という条件で、今回の目的にぴったりはまったフィールドです。
野本さんとは近くのコンビニで待ち合わせ、風が強くなる午後からスタートをしました。始める前に開発コンセプト(下文参照)をひと通り伝え、タックルは、エリア用のウルトラライトでラインはトラウト用ナイロン3ポンドを使用しました。

(リッジ35開発コンセプト)
■マイクロプラグの飛距離不足を解消する事
■水深1m前後のフィールドで良好な釣果が得られる事。
■ スロー&デッドスローリトリーブでタイトなウォブリングを発生する事。
■マイクロスプーンが"リトリーブ&フォール"で時として圧倒的な釣果をだすのに対し、リッジ35は"リトリーブ&ポーズ"の際のふらふらと浮き上がる浮上アクションが演出できる事。すなわち、マイクロスプーンとのローテーションで楽しめる事。
■管理釣り場初心者や、お子さんなどマイクロスプーンのデッドスローリトリーブが苦手な方に気軽にお使い頂ける事。

 開始直後、野本さんは早めのリトリーブやスロー、トゥイッチングなどいろいろな引き方でルアーの特性をみていました。1投目に良型のレインボーが早引きでバイトしてきたそうで、スローだけでなくいろいろな使い方ができますね。と評価して頂き嬉しく感じました。私自身は、スロー〜デッドスローを目的に開発を進めて来た為、早引きでは魚をかけた事が無かったからです。そのあとも野本さんは、小刻みなトゥイッチングでもヒットさせており意外と多彩な攻めが可能なようでした。
 設計上では、スローリトリーブによる性能を追求しましたから、ごく僅かな水流でもテールを振るように水受けを良くし、ウエイトの位置やアクションの支点をそらさず一番感度の良い部分に持ってきているわけです。こうすることで、逆にトゥイッチングやジャークでのダートアクションは出にくくなり早引きではアクションが大きくなってしまいます。
 私自身は、コンセプト通りの使い方で少しずつ数を伸ばしていましたが、レンジが合わせられないという点で、やや水深のあるポイントではバイトが遠のく事を再認識しました。こちらは、只今同時進行中のリッジディープ35の課題となっています。
 その後、釣り続けていくうちに、普段行なっているスローやデッドスローリトリーブではフッキングまでに至らないケースが多くなりました。そこで、さらにスローにしルアーのテールが"やや動く"程度にまでスピードを落としてみると、フッキング率が格段に上がりました。これは私が思うに、単なるスピードというだけではなく自分がキャストしているポイントの"流れに同調させるスピード"だと思います。流れに身を任せて泳ぐ小魚、或いは虫のイメージですね。
 最終的にこの日は、この超デッドスローが、魚に対してのストライクスピードだったようで約3時間、コンスタントに魚を掛け続ける事ができました。終了後、野本さんともお話をしました。

 フローティングのマイクロプラグの中では飛距離はトップクラスであることや、総合的に見て安心して使えるプラグ。カラーについては、アカキンや黒などの定番色だけでなくもっと釣れる色を考えてください・・・。とコメントを貰いました。
以上のように、今回のテスト結果も概ね順調で、間もなく発売ができると思います。リッジ35、管理釣り場へ良く行かれる方は是非いちどお試しください。

ジップベイツ開発課