スタッフ釣行レポート

平谷湖U

今週(11/15)もスタッフが平谷湖フィッシングスポットに行って参りました。
その釣果報告を致します。

"滅多にないことでした"

天気予報だと朝から曇り、午後から所により一時雨と言う事だったので雨具を用意し、のんびりと9時半頃到着、既に1人2人3人…60人ぐらいの先客(?)が有り、何カ所か気に入っている場所には既にお客さんが入っておりました。何処に入ろうか少し迷いましたがとりあえずは空いてるところに行きました。
 ここはクリアーポンドなので、偏光グラスをかけて見たとき4〜5メートル先の底から魚の動きが手に取るようにわかり、一見簡単に釣れそうに思えてきます。ところが、これが見えてるだけにかえって釣り手の気の焦りが魚にも伝わるのか、かなり渋い時もあります。 さて、本日はと言いますと少々濁りが入っておりました。

ルアーは主にミノー系、35F〜90Fを使用していますが、最近、特に自分の中で一目おいているのが、リッジディープ90F、パールピンクです。管理釣り場では敬遠され気味の大きさですが、これが何故か大物のヒット率が高いのです。水深2メートル位の所を軽くトゥイッチを加え底をコンコンと引いてくると追って来るのが見え、投げては巻きの繰り返しで互いにしぶとく粘ります。喰えばこっちの勝ち、見切られれば負けです。このやり取りがストレスでもあり、楽しさでもあるのです。

30分を過ぎて少しストレスが溜まり始めた頃、グンと強い引きを感じました。やっと一匹目良型のブラウンでした。そして、釣れて気が付いたのですが、そう言えばネットとプライヤーが手元に無い!用意周到してきたつもりだったのですが…。相方は遙か向こうの対岸にいて、手を振っても気付いてもくれないし、でも、幸いなことに受付からほど近い場所だったので、ラインをだしておいて走って行き「プライヤー売ってませんか?」
「売ってはないけど、こんなんでよかったら貸してあげますよ」とペンチを貸してくれました。ここの方達はいつも皆さん親切です!

良型サイズが2匹釣れたあと渋くなったので、気を入れかえようとリッジディープ35Fのペレットカラーをチョイス、超スローのただ引きをした2投目、着水からひと捲きしたところでガツンと手応えがあり、これが50は裕にありそうなニジマスでした(心の中で小さくガッツ!)フライの方達に比べれば釣果は少ないけれど、総体的に大物が釣れるミノーには魅力があります。

そして、これはシークレット(?)ですが、時として、1日で40匹以上の釣果がある時があります。それは雨の日のミノーイング、これはお勧めです。過去3回の経験上でしかないのですが、雨の音で警戒心が薄れるのでは?と考えられますが…もう少し勉強してみます!

ブラウンペレットをチョイス

しかしながら、予報に反して日が射したりして、この時期標高1000メートル近い地点としては暖かく管釣り日和ではありました。そんな中、突然、平谷村・村内放送が鳴り響きました。――只今、国道153号線、平谷地内にて"クマ"の目撃情報がありました。皆様十分お気を付け下さい――えっ、クマ!この辺だとツキノワグマかなぁー、こわっ!
昨日、全国のあちらこちらでクマの出没情報がテレビニュースで流れていたばかりでした。そういえば帰りも153号線を通るんです。少々好奇心もあり、怖くもありです。
相方と昼食をとり、一息ついたところで午後からも同じ付近に入りましたが、25前後のものがポロッとしか釣れず、1時半頃、今度は今まで一度も入った事のない場所で釣ってみようと思い、ポンドの中ほどにある大きい方の島に渡した桟橋の空いているところを見つけ移動しました。正面の島から水深1メートル位の棚が少し続き、2メートルに落ち込み足下まで続きます。今のところ良型サイズは底に付いていると思ったので、ディープ90Fパールピンクを投入、巻き上げてくるとやはり数匹付いてくるのが見えたので、ここで少し粘ってみる事にしました。そして、5分も経たないうちにヒット! 嬉しいことに、これも50を越えるニジマスでした。
気を良くした私はルアーをフルキャストしていました。すると、ズシッと今までに無い重さを感じました。"何なんだ、この引きは??お、重い!!"少し巻き上げようとしましたがビクともしない!暫くそのままこらえていると12〜3メートル先の水面に大きな魚影が浮かんできました。偏光グラスを透して見えたそれは紛れもなくビックサイズの"イトウ!"です。一瞬どーしようか身動きがとれませんでした。とにかくラインが切られたらおしまいです。慌ててドラグを少し緩めた瞬間、一気にラインが飛び出していきました。私の異変(?)に気付いた相方がすっ飛んできました。とにかくイトウの行った方向に回らないとだめだということで、釣りを楽しんでいる大勢の皆さんに、迷惑を掛けながら15分以上かけひきの末、ポンドを三分の二周したところで相方の助けを借りようやくネットにすっぽりとUの字に収まりました。「やったー!」と思った瞬間、バコン!とイトウが跳ね返ってするりと抜けていってしまったのです。どうする間も無く、ネットにはルアーだけが淋しく残り、いったい今のは何だったのだろうと暫く現状を理解出来ずにいました。ふと、我に返り、"逃げた魚は大きい"を体感したのでした。
 イトウの引きの重さが手に残り、これでまた管理釣り場に通う事になりそうです。